「内ー、」
「なに亮ちゃん、」
「今日飲み行かへんー?」
「んー、えーよー」
「呼んで?」
「えー、またー?」
「あと由香ちゃんもな、俺と2人きりになりたいから」
「そんなら俺誘わんで誘えばええやんっ」
「あー無理。俺からは誘われへん。」
「え なんで?」
「断られたら立ち直れへん」
ドラマにばんばん出とる天下の錦戸様が断られるハズないやん と思いつつ
に電話するおれ
あー優しい
***
次の日
内にセットしてもろた飲み会
って言っても4人やねんけど、
個室を取ってたちが来るのを待っとった
ガラガラッ
「博貴〜久しぶりやん!あっ錦戸さんもこんばんは〜」
博「あ、由香俺の前座ってな〜は亮ちゃんの前」
由香「はーい」
「おじゃましまーす」
ちょこんと俺の前のイスに座る
と会うのは今日で3度目
はもともと内の高校の同級生で内の幼なじみ
つまり俺より年下
「錦戸さんのドラマ見てますよー ほんっま錦戸さん演技上手いですね^^」
「そんなことないって(笑)てか敬語止めてって前言うたやん」
「錦戸さんにタメ口なんて無理ですよ〜博貴のアホとはわけが違うんですから(笑)」
「ええの!次から敬語使うたら内とキスやからな!」
敬語で話すとか壁感じひんのかな?
いや、普通感じるやろ!
別に俺とはそこまで仲良くするつもりないとか……?
あーもう考えるんやめよ
「でも錦戸君がDVとか…実際ありえへんよねー(笑)」
「そんなんあるわけないやろ(笑)」
「でもあたし錦戸君みたいな男前な人だったら許してまうかもな(笑)」
「え?」
「うん」
もともと人を褒めたりもちあげたりするのが上手い
更にお酒も入ってるこの席
冗談なんだか本気なんだかさっぱりわからへん
「なん、それ本気?笑」
「どっちやろなー(笑)」
「俺本気にしてまうで?」
「ふっふーん♪」
鼻歌なんか歌ってごまかしちゃってさ
ほんまいい加減俺に落ちてくれへんかな←
***
「んー、ごちそーさまでしたあ」
「俺由香送ってくから亮ちゃん送ってったって」
「おう わかった」
「ほんならまたな」
「じゃーね博貴〜」
お店の前で内と由香ちゃんと別れる
ほんまに内に感謝
あいつよお気きくようになったわ
「ほな助手席乗って」
「んー☆」
ほろ酔い気分のを助手席に乗せて
チャンスを伺ってる俺
「って彼氏おるん?」
「おらんよー、けどなあこの前ヤス君に告白されてもーた☆」
「えっ!!?マジ!?」
「ほんまー☆この前も今日みたいに博貴に飲み会誘われて行ったら告白されてん〜」
あの猿!
なんやねん内も俺が狙うとんのわかっとってヤスにも紹介してんの
後でシバいたろ、
「で、何て答えたん?」
「まだ答えてへんー☆明日返事すんねん〜」
「そうか…」
なんて答えようとしとるかなんてもちろん聞けなくて
一人で凹んでるあほな俺
「そう言う錦戸君はどうやねーん」
「俺?俺は特になんもないで」
「せやんな、錦戸君はモテモテやもんなーっ」
運転しながら横目でをみるとなんかほっぺ膨らましとって
酔ってるせいなんかな、なんかむっちゃかわええ
「なあ、キスしてもええ?」
赤信号になったからちょっと勇気出して言ってみた
「えーなんでー?」
「かわいいから」
「ほんとに思ってんのー?」
「おん、」
「んー…どーしよっかなー☆」
これもまた酔ってるせいなんか 別にそれほど拒否らへん
「なあ、俺のこと好きになってもええ?」
今しかないって思った俺
の方向いて ぐっと決めてみる
「あかんて言ったら?」
「それでも好きになる」
「あたし錦戸君の気持ちに答えられるとは限らへんよ?」
「大丈夫 絶対落としてみせる」
「なんやねんその自信(笑)」
笑うの唇に
触れるだけのキス
「俺からの宣戦布告っつーことで」
「あたしすぐ負けそうや(笑)」
Kissからはじまるミステリー
***あとがき****
はい微妙〜(死
明後日から研修旅行でカナダに1週間飛んできます!
更新できないけど許してください!
→ランクリする!