事件です!




朝起きたら、
こんなメールが届いてました。


仕事続きで
家が大事件です。
夕方には帰るから
片付けておいて

祐也


出たよね〜
自己中発言っ…

「まったく…、急すぎるよっ」

とか言いながらも
パジャマから洋服に着替えて
すでに準備完了なわたし。


「よし、行きますか!」











「な、なんじゃこれ…」


家についたものの…
足の踏み場がないっ!

「大事件、だね。はは。」



約2時間後…


最初はどうなるかと思ったけど
片付けが得意なわたしは
思ってたより早く進んだ。


「よし。あとは祐也の部屋だけ!」


部屋に入ると
リビングやキッチンよりは
まだましなほうで。



「男の子ってベッドの下にえっちなもの隠してるんだよな〜」


祐也に限っては
そんなことないだろう、という
変な自信に満ち溢れたわたしは
そっとベッドの下に手を入れてみた。



ガサッ



「ん?」


何かに手が触れた…


「いやいやいやいや!まさか、ね」


手に当たったものをつかみ
引っ張り出してみると…



「わ!え、えろ本っ////」



表紙には胸がぼよんな女の人が
手で谷間を作ってる…。



「あああああ、ありえないぃ!」



ガチャ



祐「ただいま〜」



感情が押さえきれなくなったわたしは、
気づいたら走って玄関に向かってた。



「ちょっと祐也!これなに!」


さっき発見したえろ本を
祐也の目の前にに突きつけた。


祐「うおっと…(しまうの忘れてたあ)」


「なに!わたしじゃ物足りないわけ?」


祐「いや!にはいつも大満足!じゃなくて…そ、それはシゲが勝手にもってきたの!(シゲごめんっ)」


「へぇ〜、そっか。ならしょうがないね!…ってなるとでも思ってるの?シゲくんになすりつけるな!」


祐「うぅ…」


「祐也に限っては、こんなの持ってないって信じてたのに!」


祐「なるほど、なるほど。」


「なるほどなるほどじゃなああああい!」


祐「ごめんなさああいっ(泣)」





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