会いたい。
( ま、ま、まぶしいいいいいい!)
ドンっ
(ぷしゅー、)
…
「はあ…」
ドラマの撮影で忙しく、
彼氏の和也とは
なかなか会えない日々が続く。
毎回毎回、放送しているドラマを
リアルタイムで見ていると
共演している絢ちゃんが
羨ましくなってくるものです。…
〜♪
「わ、携帯鳴ってる!」
誰からかな〜、と思い見てみると
タイミングよく
和也からの着信。
「もしもし和也?」
和(ういっす。久しぶり。元気?)
約一週間ぶりに聞いた和也の声。
安心と同時に
会いたいって気持ちが込み上げてきて
なんか泣けてくる。
「それはこっちの台詞だよ…、和也こそ元気?」
和(おう。元気元気!ドラマ見てくれてる?)
「今ちょうど見てた。(絢ちゃんとのキスシーンも、ね…?)」
和(うれしー(笑)どーも。)
会いたい、って言ったら
迷惑かな?…
だめだ。これ以上話してたら
涙が止まらなくなりそう。
「……、和也ごめん。また今度かけなおす…っ」
プツっ
返事も聞かずに
自分から電話を切った。
「か、ずやぁ…会いたい、会いたいよっ、…」
ソファの上で
体育座りをして
携帯を握り締めながら泣く。
ガチャガチャ
ドンッ
?「っ?!…」
玄関の方から
なんか音がした、と思えば
わたしの名前を呼ぶ声。
振り返らなくたってわかるよ。…
さっきまで電話越しで聞いていた声が
今、後ろで
わたしの名前を呼んでいる。
「か、ずやっ?」
和「やっぱり…。泣いてる感じだったからぶっ飛んできたよ。笑」
「うううぅ…会いたかったよお、」
ソファから降りて
和也に抱きつく。
和「おっと、あぶねっ」
和也の胸に顔を埋める。
そしたら和也がよしよし、って
頭をなでてくれた。
「…会いたいって、言ったら、迷惑か、なって…うぅ、だから言えなくて、ひっく…」
和「ばか。自分の気持ちくらい伝えろよ(笑)、」
「だってえ、…」
和「なかなか会えなくて、ごめんな?寂しい思いさせて、ほんとごめん。」
「んーん。いいのっ…。こうやって会いにきてくれたもんっ、」
和「、」
「ん?」
名前を呼ばれ、
顔を上げると
和也にあごをクイっと持ち上げられた。
「ちょ、」
ちゅっ
最初は浅く、
だんだん深く。
「、んっ…かず、や」
苦しくなってきて
とんとんと和也の胸を叩くと
ごめん(笑)、といって離れた。
「びっくりするじゃん!////(てか、恥ずかしっ)」
和「明日久々のオフなの。」
「で…?(一緒にいてくれるのかな?)」
和「…ベット行って楽しいこと、しない?」
そう耳元で囁かれ、…
「ひあっ!」
久しぶりのあの感覚に
腰を抜かしてしまった。
和「ちょ!早いって!笑」
「和也のばかっ//」
きっと今日は眠れません。…
おわり
*、
今回からあとがきを書いてみることにしますっ!←
和くんは元担当ってことだけあって
結構書きやすかったです(^ω^)笑
色々なジャンルに、そして
色々な人を書いてみたい人なので!黙
さんと相談しながら
これからも沢山のジャンル
沢山の人物頑張ろうかなって思ってますっ
以上。お付き合いありがとうございました。 夏
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