それは私だけの特権。
あいむ ゆあ しぇるたー。
―JACKY―
「はー、疲れたわ。」
「お疲れ様。」
「聞いてぇな、今日な?」
「うん」
午前3時。
彼が仕事を終えて帰ってくる。
相変わらずのマシンガントークを連れて。
「めっちゃしんどいわー。」
そう言って私の肩に頭を乗せ、寄りかかってきたジャッキーの暖かさに私は目を瞑った。
「今日もよく頑張りました。」
なんて先生みたいなことを言う私に、ありがとう、と甘える彼。
相当疲れているんだろうな。
ジャッキーのほうに向き直り、よしよしと頭を撫でてやるとなんだか犬みたいに胸に顔をすり寄せる。
と、そのままソファーに押し倒されてしまった。
「ちょ、ジャッキー。」
「んー」
「やけに甘えん坊だね。」
「ええやん、お前以外に甘えれる相手なんておらんねんから。」
「かわいいかわいい。」
「なー、シたい。」
「疲れてんでしょー?」
「それとこれとは別。」
「眠たいー。」
「えー!ええやんか、な?」
そんな満面の笑みで見つめられても。
きっと彼は私がこの笑顔に弱いのを知ってるんだろう。
なんだかずるいなんて思いながらも、彼が私の服を脱がしていくのに抵抗しない辺り、だいぶハマってしまってるんだなと思う。
悔しい気もするけど、彼に弱い私もそんなに嫌いじゃない。
「かわい。されるがままやん。」
「うるさい。」
「うるさないやろー。」
相変わらず、行為を始めるまではムードも何もない彼。
「ほら、しー。」
「えー。」
「ちゃんと気持ちよくしてね。」
「当たり前やがな。」
にっこりと目を細めて、彼が私の体を撫でる。
ごつごつとした関節の目立つ男らしい手が、優しく私の体を這うのが好き。
いつも大胆で何事にも動じない男らしい彼が、私の体に触れるときだけは繊細で優しくて温かい。
「ん、」
「ん。」
胸を這う手に体は興奮を覚えて、優しく重なる唇に心が酔う。
「んっ、はぁ…ん。」
「ん、」
絡んでいた舌が私をするりと抜けると、首を伝って胸へと落ちていった。
「あっ、ん…」
思わず声を漏らした私に彼は優しく微笑む。
「お前、これ好きやな。」
舌が敏感な部分を刺激して私はそこから溢れるような痺れる快感に身をよじらせた。
「ん…、」
襲われるような感覚に陥るも、彼がなんだか赤ちゃんのように甘えてきているような気がして、私は彼の頭を優しく撫でる。
「はぁ…ジャッキー…。」
「ん…」
「ふふ、…かわいい…赤ちゃんみたい。」
そう言ってみると、彼はふにゃりと笑って、そのままちゅぱちゅぱと突起に吸い付いたり舐めたりする。
愛おしい、なんて感情が胸いっぱいに膨らむ。
と、太ももを伝う指の感覚。
びくんと足を動かすと、甘えた彼とは違う。
なんだか悪戯な笑み。
「んっ、」
指がナカに入っていくのを感じ体を強張らせるも、彼は相変わらず胸の突起を舐めて。
それでも指はどんどん奥に入っていく。
「ふあ、ん…あぁ。」
「ん…」
「う…やぁっ、」
指がナカを掻き回して私はさっきとはまた違う声をあげる。
ジャッキーの指は私を知り尽くしてしまっていた。
「あぁっ、だめっ…やぁ、」
「ん…ん、」
「ん…んぅ…はぁ、」
「ん…はぁ…かわいいな、お前。」
ようやく顔を上げた彼。
見つめられるとそれはそれで恥ずかしい。
「ね、ジャッキー。入れて。」
快感に彼のものが欲しくなって私は足を彼の腰に巻き付けた。
「淫乱。」
「ん…知らない…。」
「欲しいんやろ?」
「…うん。」
「かわいい…」
ジャッキーが自身を手で支え、ぐりっと入り口にねじ込まれる。
「ひゃ…」
「ん…」
ずぶずぶと奥深く沈む彼の圧迫感に私は少し体をそらした。
「はぁ…や、あんっ」
「ん…く、はぁ…」
それから部屋に充満するのはふたりの熱で。
「ん…あぁっ…や、ジャッキー。」
「はぁ…ん、そんないい…?」
「んっ、いい…気持ちいよ…」
ただ頭がぼーっとして、ぼんやりとした思考で彼を見つめる。
「はぁ…あかん、いく…」
「んっ、はぁ…あんっ」
酷く襲う快感にぎゅっと目を瞑り、私は彼の体に強く抱きついた。
………………………
………………
………
目を覚ますと私はベッドの上。
そして彼の腕の中。
体を寄せて小さくほほえむ。
ねぇ、これからもたくさん愛してね。
私があなたの助けになるから。
あいむ ゆあ しぇるたー。
→のらくらまい
とりあえず謝ります、ごめんなさい←
ジャッキー難しかった…orz
次回お楽しみに。
→ランクリする!
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